2020年9月2日

納涼祭で夏を感じて

夏の暑さも本格的になり、
新型コロナウイルス感染症への警戒だけでなく
熱中症予防の意識も強めてきたある日のこと。

冷房を効かせた居室の中で、
ある入居者様が熱心に、かつ丁寧に
提灯に筆を走らせている姿がありました。


書かれている文字は『祭』。

様々なイベントが中止となっていることを受け、
それでも入居者様に、夏らしくも
楽しいひと時を過ごしていただきたいと
あるユニットが企画した『納涼祭』の会場に飾る
提灯作りを手伝っていただいていたのです。

当日は、スタッフが想いのありったけをこめて
会場となるパティオを飾りつけ。


入居者様が文字をしたためた提灯も
華やかな会場を盛り上げるのに
大いに役立っていました。




会場ではスタッフが
美味しい『屋台メニュー』を準備中。
香しい焼きそばのソースの匂いや
焼き鳥のタレの香りが、皆様の食欲を刺激します。



プチ散歩も兼ねて、会場を一巡り。


熱中症が怖いので、ほんの短い時間ですが
会場で記念撮影をしたりして、
お祭り気分を味わっていただきます。


美味しいメニューをいただいた後は、
冷房の効いたユニットの共有ダイニングにて
「いただきま~す」


換気も兼ねて開け放たれた窓からは
前述の『美味しい匂い』が漂ってきて
お祭りの屋台の並びの中にいるような気持ちに…

デザートはあずきと練乳をたっぷりかけた
「あずき氷」で、祭りの興奮に火照った身体を冷やします。

どの入居者様も、久しぶりのイベントかつ
夏を実感できるお祭りに、満面の笑顔で過ごされていました。

コロナ禍にあって、イベントの実施はなかなか難しいですが
密を避け、感染症予防を徹底して、
これからも入居者様に楽しんでいただける時間を
色々と企画していきたいと思います。