2019年11月29日

12月第1週の献立表(12月1日~12月7日)


☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


【12月2日・昼食 けんちんうどん】


12月に入り、急に寒さが増してきましたね。



大根人参里芋などの根菜類がたくさん入った
けんちんうどんで体を温めていただきたいと思います。





2019年11月26日

備えあれば患いなし ~防災訓練~

11月も後半に入り、だんだんと冬の気配が濃厚になってきました。

この時期に怖いのが、空気の乾燥。
カラカラに乾いた空気は健康にも肌にも良くないものですが、
更にもう1つ、火災が発生しやすくなるということも
忘れてはいけません。

火災の発生は1年間を通して平均的ありますが、
特に空気が乾燥しやすい冬場は、
天気予報などでも訴えられるように
その発生件数が増える傾向にあります。

やはり、寒くなると暖房などで火を使うことが多く、
また空気が乾燥しているために火が広がりやすいのが
原因ではありますが、注意することに越したことはありません。

そして、万が一にも発生した場合、
その被害状況をなるべく最小限に抑えるようにすることも
重要な事柄ではないでしょうか。

当施設では、定期的に
横浜市消防局 緑消防署 十日市場消防出張所の協力をいただき
防災訓練を実施しています。

まずは、消防署の方による座学。

介護スタッフはもちろん、事務職や営繕、厨房で働く職員も
防災訓練に参加し、災害への心構えを学びました。

また、今回は『南海トラフ巨大地震』等、
懸念されている『大地震』の備えも行おう、と
起震車による『地震体験』の時間も設けてもらいました。


8年前の東日本大震災の時、当施設がある横浜では
震度5強を記録しました。
起震車ではそれ以上の震度の揺れを体験させてもらいましたが、
8年前の記憶と今回の体験をリンクさせたスタッフからは
「あの時も立っているのがやっとだった。
それ以上の揺れになったら、本当に立っていられない。
自分達がこうなのに、車椅子の入居者様はもちろん、
杖をついている方だったらどうなるか…」
と、改めて地震による恐怖を口にしていました。

次は火災が発生した時に、実は炎よりも注意しなければいけない
『煙』の怖さを体験してもらいました。

小さな空間に白い煙を充満させ、その中を歩いてもらうのですが、
中に入ると視界は真っ白で、まったく何も見えません。
短い距離のはずなのに、外に出るまでかなりの長さを感じました。

今回の煙は『無害』ですが、実際の火災によって生じる煙は
一酸化炭素が含まれていたり、
人体に有害な物質が紛れている可能性があります。
実は火災の時に亡くなる方の多くは、逃げ遅れて焼かれるよりも、
有害な煙を吸って亡くなることが多いそうです。

火災で怖いのは火よりも煙。
避難する時は、煙をいかに吸い込まないようにするかが
生死を分けるポイントだそうです。
今回の体験では、改めてそれを実感することができました。

最後は消火器訓練です。

使用方法について、消防士の方からダイレクトに学びます。

最近の消火器は優秀で、
どんな発生元の火でも消火できるようになっているそうです。
しかし、どんなに優秀なアイテムも、
ちゃんと使えなければ、何の意味もありません。

「火災が発生した跡には、未使用のまま黒コゲになった消火器が
沢山転がっているのを見ることがある。
消火器を火元に放り投げても、消火剤は散布されません。
安全ピンを抜いて操作すれば、簡単に消火剤が噴射されます。
でも、火を前にすると慌ててしまい、
この『安全ピンを抜く』ということを忘れてしまうんです。
だから、何度も訓練をしておくことが重要なんです」

消火剤の代わりに、ただのお水が入った消火器で消火訓練。
万が一の事態が起きた時も、初期消火の段階で鎮火できるよう
職種関係なく、消火器の使い方を学びました。

最後に、締めの言葉をいただいて、防災訓練は終了。

とても充実した内容の訓練となりました。
横浜市消防局 緑消防署 十日市場消防出張所の皆様、
ありがとうございました。

引き続き、利用者様の安全を守る為、
スタッフ一同、防災の意識を高めていきたいと思います。

2019年11月22日

11月第5週の献立表(11月24日~11月30日)


☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


【11月25日・昼食 かれいの紅葉焼き

日本各地で紅葉が楽しめるシーズンになりました。


皆様にも楽しんでいただけるよう
マヨネーズにすりおろした人参を混ぜ、
紅葉の色をした「紅葉焼き」をお出しします。




【11月28日・昼食 セレクトメニュー

今月のセレクト食は
A:「中華丼」 又は B:「うな丼」です。

Bの「うな丼」については、
今回の嗜好調査の結果、
うなぎが食べたいとの声が多かったので
取り入れてみました。





2019年11月18日

『食欲の秋』を美味しくサポート♪

デイサービス利用者様が工作レクの時に作る
多種多様なクラフトで彩られる当施設のデイルーム。

秋は『夕焼けと赤とんぼ』、そして『柿』が飾られました。

『夕焼けと赤とんぼ』は、風船とランプを融合し、
なんともムーディな雰囲気に。

柿は『甘柿』と『干し柿』の2つの形を作ってみました。
(写真は『甘柿』バージョン)

こんな素敵なデイルーム内で、先日、『食欲の秋』を盛り上げる
美味しいランチイベントが開催されました。

デイルーム内にはこんな垂れ幕が…

利用者様にも大人気、『寿司バイキング』です。

当施設の厨房で作った握り寿司を、
利用者様に好きなだけ食べていただくこのイベント。
ネタも、回数を重ねる度にブラッシュアップしてきたおかげで
「利用者様の好きなもの」ばかりが揃っています。

デイルームにズラリと並ぶ特製お寿司は、
本物の職人が握ったと思わせるほど、お見事な出来栄え。

利用者様には、順番に好きなものを好きなだけ選んでいただき、
それをお皿にのせて、ご自身の席で召し上がっていただきます。


もちろん、お代わりも自由。
時にはスタッフがお寿司を載せたお盆を持って席まで伺い
「〇〇、お代わりしますか?」
と声をかけていきます。

「好きなメニューはお寿司!」
と言う方が多い、当施設のデイサービス。
この日は、皆様、満面の笑顔で箸を動かしています。

大好物のお寿司を心ゆくまで堪能された皆様。
『食欲の秋』を文字通り楽しんでいただきました。

2019年11月15日

【個数限定】手作りケーキ販売のお知らせ

利用者様に大変好評をいただいている、しょうじゅの里三保の厨房で作ったケーキを、
『カフェ しょうじゅ』にて、個数限定で販売いたします。
是非この機会に、当施設自慢の手作りスイーツをご賞味ください。


【販売日】 11月23日(祝日)
【販売場所】 カフェしょうじゅ(当施設グランドフロア内)
【販売価格】 単品:160円 セット(ドリンク付):310円
※価格について、消費税増税に伴い、変更となりました。
ご理解の上、ご了承ください。

【栄養士からメッセージ】
アーモンドの上品な香りが漂う焼き菓子です

11月第4週の献立表(11月17日~11月23日)


☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


【11月19日・おやつ ポピーシードケーキ

『ポピーシード』とは、
ケシの成熟した果実からとる種子のことで、
焼くと香ばしく、
パン、クッキー焼き菓子などの飾りに用いります


ポピーシードの特徴として、
その小さな粒々がプチプチと口の中ではじける食感があり
これを活かして、粒のまま
マフィンやケーキにたっぷりと混ぜ込んで焼いたスイーツは
日本でもお馴染みです。

栄養価も高く、豊富なオレイン酸で
生活習慣病の予防に効果があるとされています。

2019年11月14日

元気いっぱい!こども神輿

少し前のことになりますが、地元自治会の皆様のご厚意で
とても素敵な世代交流のひと時を過ごすことができましたので
その様子をご紹介したいと思います。

秋は収穫の時期ということもあり、
日本では全国各所でその実りを神様に感謝する
『秋祭り』が開催されます。
その際、神様が神社から出て、その偉大な力を随所に振りまき
災害や穢れを払う為の乗り物として『神輿』が担がれます。

もちろんこれは、様々な諸説の1つではありますが、
秋祭りに『神輿』はつきもの。
当施設の近隣で開催されるお祭りにも、立派な神輿が登場します。

そして、子ども達がひっぱる『こども神輿』のルートには
当施設が含まれており、毎年元気な法被姿の子ども達が
勇壮な神輿と共に、遊びに来てくれるのです。

今年は10月6日(日)が、そのお祭りの日でした。
この日は朝から入居者様達はソワソワ。
ロータリーの前に集まって、子ども達が来るのを
今か今かと待ちわびていました。

ほどなく、遠くからお囃子の音色や
元気な子ども達の掛け声が響いてきました。

法被姿の子ども達が、神輿をかついで当施設の敷地内に現れると
自然に入居者様達の中から拍手がわきおこります。

華やかなお出迎えに、ちょっとびっくりしてしまったのか
照れくさそうな子ども達。

しかし、すぐに従来の無邪気さを取り戻し、
お囃子の声以上に元気な声で、皆様にご挨拶してくれました。

短い時間でしたが、ひと休みついでに
入居者様達と交流を深める子ども達。
入居者様達も
「何処から来たの?」
「お神輿、重くなかった?」
と、ねぎらいの言葉をかけていました。

最後は一緒に記念撮影。

地元のお祭りにほんの少しでも関われることは
当施設としても嬉しく、
自治会の皆様には改めて感謝申し上げます。

入居者様達も、昔ながらの「日本の秋の風物詩」を
元気な子ども達の笑顔と過ごせて、とても楽しそうでした。

2019年11月8日

11月第3週の献立表(11月10日~11月16日)


☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


【11月14日・昼食 特別メニュー

今月の特別食は松茸ごはん、松茸汁になります。

『日本書紀』以降の歴史的文献で
ほかの茸よりもいち早く登場するのが松茸であると言われている程、
日本では古くから馴染みのあるもので
鎌倉時代以降は「秋の風物詩」として定着していきました。

当時から松茸は、高貴な身分の間でしか食されない
貴重な食材として扱われており、
それ以外の一般の人々にも松茸が広まったのは江戸時代以降と
されています。

松茸の豊かな香りを感じながら、
「食欲の秋」を楽しんでいただければと思います。

2019年11月6日

Happy Halloween Party !!

すっかり日本に定着した「ハロウィン」。

本来の「Halloween」の姿とは異なったスタイルで
日本に定着してしまった感がありますが、
世界でも注目を集めるほどの盛り上がりや
クリスマスと同レベルと言われる経済効果を考えると、
それはそれで『あり』なのかな、と思ったりもします。

さて、当施設でもこの時期は、入居者様達に
「いつもとはちょっと違う自分」を楽しんでもらおうと、
ご希望される方に限りますが、
ハロウィンコスチュームの仮装を楽しんいただいています。

こちらのユニットで用意したのは
可愛い『魔女さん』のコスプレ。


ジャックオーランタン風のエプロンやメガネもつけて、
「どうかしら?」

更に、ユニットレクとして
カボチャづくしのランチメニューでパーティをしました。


メニューは、かぼちゃコロッケにかぼちゃソースのスパゲッティ、
写真には写っていませんが、
かぼちゃのアメリカンドッグもご用意しました。

秋の味覚満載のメニューに、入居者様も舌鼓。


入居者様によっては、魔女コスプレのまま
ハロウィンメニューを楽しまれていました。


秋をカラフルに彩るハロウィン。
当施設でも、入居者様に思いっきり楽しんでもらえる
シーズンイベントとなっています。

2019年11月1日

11月第2週の献立表(11月3日~11月9日)


☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


【11月4日・昼食 てんぷら

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日の昼食は天ぷらを提供致します。

天ぷらはソフト食用に刻むととても寂しくなるので、
ソフト食用のやわらかい素材を揚げて形を崩さず提供することで
見た目を常食に近づける工夫をしています。



【11月6日・昼食 いなり寿司】


入居者さまからの人気が高く
定期的にお出ししているメニューの一つです。    

普段はお粥やソフト食の方が、

「お稲荷さんは常食で食べたい!」とおっしゃり       
 常食のものを完食してくださることもあります。
   

この日は、いつも残菜量も少なく、
400個以上おいなりさんを作るのは大変な作業ではありますが
「美味しい」 との喜びの声も聞け、
私たちも元気をもらっております。


【11月8日・おやつ てんぷら


旬のさつま芋を用いた「焼き芋」は秋限定のおやつです。
焼き芋は先月も一度お出ししましたが、
今回はお芋の種類を安納芋に変えて提供致します。
安納芋とは種子島安納地域を中心に栽培されるさつま芋で、
焼くとクリームのような
しっとり・ねっとりとした触感、甘味が特徴です。