１１月第１週の献立表（11月1日～11月7日）

☆★　栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント　★☆ 

【11月2日・昼食　筑前煮】

筑前煮は、現在の福岡県北部、西部にあたる筑前地方の郷土料理です。

鶏肉、ニンジン、レンコン、ゴボウ、コンニャクなどの具材を油で炒め、

砂糖と醤油で味付けし甘辛く煮ます。

筑前煮の特徴は「 煮る前に油で炒める」ということです。

油で炒めることによりコクが出て、

さらに具材が油でコーティングされるため

煮た時にアクが出にくくなるという2つのメリットがあります。

この違いから、筑前地方独特の煮物という意味で

「筑前煮」と呼ばれています。

秋色のユニット玄関

毎年10月31日はハロウィンです。

日本では「仮装する秋のイベント」として

すっかり定着したこの西洋の行事。

当施設でも、この時期のユニット設えは

ジャックオーランタンやちょっぴり怖いおばけ達が

可愛く入居者様達をお出迎えしています。

ユニットのマスコットキャラとして

常に玄関前にいる「ドアボーイ」的なぬいぐるみも

この季節は、なんとも不気味可愛い出で立ちになっていました。

ちなみに、前回（＝夏）はこんなふうに

ビニールボートでリゾート気分を演出していました。

独自にライトをつけて

不思議な雰囲気を醸し出しているユニットがこちら。

バルーンアートの黒猫がいい味を出しています。

ユニットの中には、ハロウィンカラーを全面に出すのではなく

秋の風物詩『紅葉』の中に、

ハロウィンと旬の味を兼ねてなのか、

カボチャの置物とのコラボで演出しているところも。

他にも、純和風だったり、

何ともオリエンタルな雰囲気の玄関のユニットもあり、

それぞれスタッフのセンスが光っています。

今は感染症予防対策の関係で、外出はもちろん

フロア間の移動もなかなかままなりませんが、

少しでも施設の生活が楽しくなるよう

これからも「ほんのちょっとの工夫」を続けていこうと思います。

１０月第５週の献立表（10月25日～10月31日）

☆★　栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント　★☆ 

【10月31日・昼食＆おやつ　ハロウィンメニュー】

今年もハロウィンの季節がやってきました。

ハロウィンは収穫祭として作物を神様に捧げる儀式という役割と、

この時期に霊界からこの世にやってくる「悪魔」「悪い妖精」を追い払う

悪魔よけとしての役割の2つがあるそうです。

そんなハロウィンの特別食は

お昼にかぼちゃドリア、おやつにかぼちゃプリンを提供します。

おやつのかぼちゃプリンには悪魔よけのランタン

「ジャック・オー・ランタン」をイメージしたかぼちゃを添えて

ユニットにお渡しする予定です。

段階的面会制限解除について

 令和2年10月吉日

ご家族様 各位

社会福祉法人兼愛会

特別養護老人ホーム　しょうじゅの里三保

 

 段階的面会制限解除について 

拝啓

　錦秋の候、ご家族様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、面会制限により長らくご不自由をおかけしておりましたが、このたび、厚生労働省の通達を受け、当施設では段階的に、予約制の形をとった上で、面会制限を解除することといたします。

しかしながら神奈川警戒アラートが解除されたわけではございませんので、極力不要不急の面会はご遠慮頂けますようお願い申し上げます。

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解頂き、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

敬具

 

記

1. 面会制限解除スケジュール　

【～10月30日】

・面会禁止の継続（オンライン面会は継続します）

【11月1日～】

・面会制限一部緩和（オンライン面会は継続します）

≪内容≫

① 1家族1名とし、面会時間は10分以内、入居者様との接触はご遠慮ください。

② 面会は1週間に1回に限らせて頂きます。（オンライン面会も併せておおむね7日間に1回）

③ 面会場所は、グランドフロアに限ります。

④ 来設いただける時間は

10：00～10：30の間の10分間

10：30～11：00の間の10分間

11：00～11：30の間の10分間

14：00～14：30の間の10分間

14：30～15：00の間の10分間

15：00～15：30の間の10分間

15：30～16：00の間の10分間

　と致します。お電話にてご予約ください。

2. 面会の際のご注意

≪予約時についてのお願い≫

・面会に際し、前日までにご予約の上、来設をお願いします。（入浴等の調整の為）

　極力不要不急の面会はご遠慮頂けますようお願い申し上げます。

しょうじゅの里三保電話番号：045-921-0013

（受付／ 9：00～17：00（土日祝可））

・ご予約はまとめて数日お取りすることは出来かねます。

（ご面会後に次回予約をお取りいただくかあらためてお電話ください。）

≪面会時についてのお願い≫

・厚労省の指導により、面会の方の施設内トイレの使用はご遠慮ください。

・マスクの着用をお願いいたします。（受付にはマスクのご用意はございません）

・一緒に食事をする、食事介助等はご遠慮ください。（喫茶室の利用はお控えください）

・2名以上でご来設された場合は、1名様のみの入館とさせていただきます。

・来設された際、受付にて下記について、確認させていただきます。

　該当する場合は面会をご遠慮して頂く場合がありますのであらかじめご了承ください。

①発熱している（37.5℃以上）

②過去2週間以内に熱があった

③だるい

④気持ち悪い・吐き気がある

⑤過去1週間以内に嘔吐した

⑥のどが痛い

⑦同居している人が発熱している

⑧下痢をしている

⑨くしゃみ・鼻水がある

⑩目が赤い・または結膜炎がある

⑪1か月以内に始まった咳がある

⑫1か月以内に始まった匂いにくさ・味の感じにくさがある

3. その他

・ 訪問マッサージについては12/1より再開する予定です。

・ 訪問理美容については準備が整い次第再開する予定です。

・ 外出・外泊につきましては引き続きご遠慮ください。

尚、社会状況を鑑みて制限の緩和を取りやめる可能性もありますのでご了承ください。

以上

ランチで中華三昧♪

各ユニットにて、共通のメニューを手作りし
入居者様に楽しんでいただく『ユニット食』。
9月のユニット食のメニューは「餃子」でした。

あるユニットにて、それを入居者様にお伝えすると、
「自分は餃子よりラーメンがいいなぁ」
と、思わぬリクエストが。
また、別方向からは
「餃子と炒飯の組み合わせも美味しそうよね」
と言った声も聞こえてきました。

それならいっそのこと
「三大中華メニューをちょこっとずつ、
でも一度に食べる、豪華ランチレク」にしよう！と
スタッフが一念発起。

料理上手のスタッフが、朝9時から厨房に立ち、
まずは手作り餃子の準備をスタートさせました。

手際よく、餃子の具を皮に包んでいると
興味津々に声をかけてくる入居者様の姿が…

この日はご馳走の気配を察したのか、
ユニット中、ワクワクした空気が漂っていました。

メインは手作り餃子、ということで
ラーメンと餃子は『ミニサイズ』でご用意。
できるだけアツアツで召し上がってもらいたいので
入居者様の生活スタイルを考慮しながら
それぞれのメニューを仕上げていきます。

一度に仕上げられないので、キッチンはものすごい状態に。
それでも、ベテランスタッフの手際は見事で
11時から、順番に皆様に「美味しい」をお届けしていきました。

やはり『手作り』＆『出来立て』の効果は絶大で
入居者様の箸の進み方は、いつもよりも盛んで
スタッフの味見用の餃子＆麺がなくなってしまったほど。

また、この日のおやつとして
中華スイーツで大人気の『杏仁豆腐』をご用意したところ、
こちらも皆様ペロッと召し上がられ、
「今日は、何だか横浜中華街でゴハンを食べた気持ちになった」
と、嬉しいコメントもいただきました。

3つのメニューを一度に用意するのは大変でしたが
嬉しそうな入居者様のお顔を見ると、
もっと頑張ろう、と思うスタッフ達なのでした。

１０月第４週の献立表（10月18日～10月24日）

☆★　栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント　★☆ 

【10月21日・昼食　ダールー麺】

9月の「北京風ジャージャー麺」に引き続き、

10月も当施設初登場の中華麺メニュー「ダールー麺」を提供します。

ダールー麺とはチンゲン菜、白菜、ニンジン、きくらげ、

イカ、豚肉、うずらなどの具材に、

溶き卵入りのとろみある

醤油ベースの中華スープを使用した麺料理です。

今回は豚バラ肉、きくらげ、きのこ、さつま揚げ、

卵を具材として使用する予定です。

7月に行った嗜好調査でも

「中華が食べたい！」とのお声を頂いていましたので、

中国人調理師直伝のメニューを楽しんでもらえたらと思います。

紙漉きに挑戦！

当施設が誇るアクティビティの１つに
『いきがい倶楽部』の活動があります。

この『いきがい倶楽部』では
しょうじゅの里三保で過ごす毎日の中に、
何か１つでも楽しみを見出していただこう、と
趣味活動のご提案をさせていただいております。

内容は、絵画や書道、手芸など多種多様。

現在は感染症予防の為に活動がお休みとなっていますが、
健康麻雀や囲碁・将棋など、男性の方にも喜ばれるような
活動も実施しておりました。

さて、ある時入居者様から
「昔、紙漉きをやったことがあってね」
というお話しを聞いたスタッフ。
折角なので、『いきがい倶楽部』の中の工作クラブにて
この『紙漉き』を皆様に楽しんでもらおうと企画しました。

紙漉きキットを購入し、いざチャレンジ！

まず、キット内に入っていた紙の材料になる『ケナパルプ』を
細かくちぎっていきます。

この「細かくちぎる」という動きは
認知症予防の為の『運動』としてかなり有効的だそう。
「第二の脳」と呼ばれている指（あるいは手）を
意識的に大いにに動かすことで、
脳の「前頭連合野」という部分をより活発に働かせることが
できるのだそうです。
ちなみに、この「前頭連合野」という部分は、
巧みな動作を可能にし、思考・意欲・情動などを
実際の行動に変換する場所。
現在、認知症予防だけでなく、脳の機能障害でのリハビリテーションでも
効果に期待できるものとして注目されているのです。

出来上がりを想像しながら、一生懸命に
材料を細かくちぎっていく参加者の皆様。
皆様、驚くほどの集中力を見せてくださいました。

中には
「完成した紙をハガキにして、絵手紙教室で孫に
残暑見舞いでも出してみようかな」
と、とても素敵な予定をされている方も。

『いきがい倶楽部』の名前にあるとおり、
様々な活動を通じて、入居者様に「生きがい」を感じていただけるよう
これからも様々な趣味活動をご提案していきたいと思います。

１０月第３週の献立表（10月11日～10月17日）

☆★　栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント　★☆ 

【10月15日・昼食　栗御飯】

少し肌寒い日も増え、秋を感じられる日が多くなってきました。

当施設では旬を迎えた栗を使用した、栗御飯を提供いたします。
白いご飯にホクホクとした黄色の栗が映え、
食卓を明るい印象にしてくれる栗御飯で
秋の訪れを感じていただければと思います。

100回目のアニバーサリーは盛大に♪

先月、当施設で100歳の誕生日を迎えられた
入居者様がいらっしゃいました。

ご家族様を通じて届けられた
総理大臣の名前が入った100歳の長寿を祝う祝状を
ユニット内の共有フロアに飾らせていただき、
更に可愛く誕生日パーティ仕様に壁面をアレンジ。

主役の入居者様には、
頭にティアラをのせていただきました。

その姿に、ユニットで一緒に過ごされている
他の入居者様からは
「素敵ねぇ」と絶賛の嵐。

折角なので祝状やお花と一緒に、記念の１枚です。

そこへ、栄養士さんがワゴンを押して登場しました。
厨房から百寿をお祝いする特製フルーツケーキを
持ってきてくれたのです。

入居者様が「野球好き」と聞いて、
バットやボールを象ったクッキーも一緒に届けられ
その芸の細やかさに、スタッフからも歓声があがりました。

スタッフからは、お祝いメッセージをしたためた色紙と、
お食事の時に使えるエプロンをプレゼント。

是非使っていただきたいと思っています。

その後はスタッフが奏でるリコーダーの生演奏にあわせて
「ハッピーバースディトゥーユー」の歌を
ユニット全員で大合唱。

その後も、懐かしい童謡や唱歌の演奏にあわせて
皆で歌を唄ったり、手拍子をしたりと、
誕生会は大盛り上がりでした。

そして、一番の盛り上がりは、やはりコチラ。
皆でスペシャルケーキに舌鼓です。

ふわふわのスポンジにたっぷりのフルーツ、
生クリームはそんなに甘くないようで、
舌触りも最高の一品だったようです。

入居者様達も、最初は
「こんなに大きなケーキ、食べきれるかしら」
と心配そうでしたが、あまりの美味しさに
気が付くとお皿は空っぽ。
「美味しかった～！」
と、満足そうでした。

100年前の日本…と言えば、11月30日から放映開始となる
NHK朝の連続テレビ小説「おちょちゃん」の時代だそう。
舞台は大阪・道頓堀とのことですが、
入居者様達にとっては懐かしい風景を
テレビで楽しむことができるかもしれませんね。

【個数限定】手作りケーキ販売のお知らせ

利用者様に大変好評をいただいている、しょうじゅの里三保の厨房で作ったケーキを、
『カフェ しょうじゅ』にて、個数限定で販売いたします。
是非この機会に、当施設自慢の手作りスイーツをご賞味ください。

尚、当施設のユニット内で召し上がられる方に限り
テイクアウトが可能となりました。
ドリンク類のお持ち帰りも可能となっていますので
併せてご利用ください。

【販売日】10	月17日（土）
【販売場所】	カフェしょうじゅ（当施設グランドフロア内）
【販売価格】	単品：160円　セット（ドリンク付）：310円

※価格について、消費税増税に伴い、変更となりました。
ご理解の上、ご了承ください。

【栄養士からメッセージ】

旬を迎えた栗を使用した、秋らしいケーキに仕上げました。

１０月第２週の献立表（10月4日～10月10日）

☆★　栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント　★☆ 

【10月4日・昼食　ビーフシチュー】

シチューは、16世紀後半から17世紀前半の
フランスが発祥の地とされています。

赤ワインやトマトをベースに
牛肉、じゃがいも、人参、セロリ、玉ねぎなどを
香味野菜と煮込むビーフシチューは、
明治初期には洋食レストランのメニューに
取り入れられていました。

当時は、小麦粉とバターを炒めて作る
ブラウンルーを用いるのが定番で
ホワイトルーのクリームシチューは、
昭和に入ってから普及した料理です。


今回は牛小間、たまねぎ、にんじん、じゃがいもを使用した
ビーフシチューを提供します。