2018年11月30日

12月第2週の献立表(12月2日~12月8日)



☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 

日に日に寒さが厳しくなり、冬の訪れを感じますね。
しょうじゅの里三保の献立も、
冬の食材を用いながら 、煮込み料理等の
身体があたたまるようなメニュー中心にシフトしていきます。 

皆様と季節の移ろいを感じ、

共有できる時間を大切にできるよう料理の作成に臨みます。

 【12月5日・昼食 かれいの紅葉焼き

日本各地で紅葉が楽しめるシーズンになりました。

皆様にも紅葉の季節を楽しんでいただけるよう
5日の昼食は、 マヨネーズにすりおろした人参を混ぜ紅葉の色にし、かれいの上に乗せて焼いた「紅葉焼き」をお出しします。
 



2018年11月29日

ポンポン叩いて、オシャレに変身!

「ステンシル」とは何か、ご存知ですか?

絵や文字を切り抜いたプレートを
木材や布といった『素材』に当て、
その上からお好きな色の絵の具を
スポンジで叩いたり、スプレーで色付けして
オリジナルグッズを作る『技法』です。

最近では100円ショップでも
ステンシルの材料一式が販売されているので
興味がわいたらすぐに始められます。

さて、先日デイサービスの「ものづくりレク」で
利用者様が、このステンシルを使った
オリジナル布バッグ作りに挑戦しました。

スタッフが用意したステンシル用の型の中から
お好みの柄と、転写する布バッグを選びます。


材料がそろったら、後は転写したい位置に型を固定し、
絵具を少しずつスポンジにひたして、
色を馴染ませたり整えながら、どんどん転写していきます。

少しくらいはみ出しても、ちょっとにじんでしまっても、
それが独特の『味』になるのが、ステンシルの魅力。

型に合わせて色を乗せ終わった後、
おそるおそる型を外してみると、
綺麗に転写された図柄が現れます。


「あら、綺麗にできたわ」
「売ってるものみたい。
こんなのができるなんて、感激!!」
と、利用者様達も大喜び。

同じ柄であっても色の乗せ方次第で、
雰囲気がガラリと変わるので
それぞれの作品を見せ合いっこするなど、
完成後も大いに盛り上がりました。


2018年11月23日

12月第1週の献立表(11月25日~12月1日)



☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


 【11月29日・昼食 セレクト食

今月のセレクト食は、寿司セレクトです。
刺身の中でも最も人気があるマグロを握り寿司にします。

生魚が苦手な方もいらっしゃるので、
助六寿司を組み合わせました。助六寿司の太巻きには、
かんぴょう・でんぶ・卵などが用いられています。


2018年11月21日

頑張れ!未来の『白衣の天使』達

当施設は『介護実習施設』としての顔も持っています。
将来、医療や福祉の世界で働こうと考えている学生さんや
すでに福祉施設で働きながら、ステップアップしようと考え
勉強している介護士の方々、
時には社会人として様々な業種の職場で働いている方も
「介護実習」として当施設に訪れます。

少し前のことですが、
横浜市立大学医学部看護学科に通う生徒さん達が
「老年看護学実習」ということで、
当施設に実習生として訪れました。

看護スタッフはもちろん、実習先となったユニットや
デイサービスのスタッフのサポートを受けて
シーツ交換や日々のバイタルチェックのお手伝い等、
実際に働くようになった時、必ず必要となる知識の習得に
努めていただきました。

デイサービスのレクのお手伝いとして、
紙芝居の読み手側になることも。



実習の合間には、入居者様達のお話しを傾聴したり
他愛もないやり取りで、交流を深めていました。



4日間の実習を経て、入居者様達とすっかり仲良くなった
実習生の皆さん。


最後は入居者様達から、「素敵な看護師さんになってね」と
エールが贈られていました。

これからも研鑽を重ね、入居者様達の応援メッセージの通り、
素敵な『医療人』を目指して、これからも頑張ってください!

2018年11月16日

11月第4週の献立表(11月18日~11月24日)



☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


 【11月24日・昼食 ひじきの炊込みご飯

今週の炊込みご飯は「ひじきの炊込みご飯」です。
ひじきと鶏肉、人参、油揚げの4種の具材を
ご飯と共に炊きます。

炊込みご飯は具材の組み合わせによって異なる味を楽しめます。
今回は一般的な具材を選びましたが、
梅干しやツナ、大豆、旬の茸類とも
ひじきは相性が良いのでお勧めです。


2018年11月14日

地域交流!ミニデイサービス

先日、中山地域ケアプラザ様よりご依頼があり、
ミニデイサービスのイベントのお手伝いをしてきました。

『ミニデイサービス』とは、
デイサービス(通所介護)を利用するほどではない
お元気な高齢者の方を対象に、
「介護予防」「健康維持」の視点から
実施されているサービスです。

『サービス』といっても、
介護保険が適用されるデイサービスとは異なり、
ミニデイサービスは、地域のボランティアの皆様が
運営していることが多いようです。

参加されている方も、自ら
「健全な心身機能維持を図ろう!」と
考えられている方が多いようで、
会場となった三保自治会館の中は、
明るく元気な雰囲気に包まれていました。

お手伝いさせていただいたミニデイサービスの前半は、
三保町消費生活推進委員の方たちによる
「振り込め詐欺」についての紙芝居でした。

振り込め詐欺とは、銀行口座にお金を振り込ませる詐欺のことで、
ひと昔前は「オレオレ詐欺」という名前で通っていましたが、
還付金詐欺、融資保険金詐欺、架空請求など、手口が多様化・巧妙化し、
被害額も年々増加しているそうです。

参加された皆様は、真剣な様子で
紙芝居で語られる、詐欺の様々な手口や
その対抗策に耳をすませていました。

後半は、当法人の統括リハビリテーション担当である
鳥澤統括による講習会です。

「講習会」といっても堅苦しいものではなく、
スライドを使って、楽しく健康について学ぶことができる内容で
参加された皆様も、「なるほどね~」と
講義内容に何度もうなずかれていました。

講習会の最後は、健康体操です。



ラジオ体操等、1日5分程度でも体を動かすひと時を作ると、
1年間でかなりの『貯金』となるそうです。
テレビを見ながらでも良いそうなので
今日から始めてみては如何でしょうか。

この体操の後、ミニお茶会を開催し、ミニデイサービスは終了。
素敵な交流の時間となりました。

ご参加いただいた皆様、
声をかけてくださった中山地域ケアプラザ様、
ありがとうございました。

しょうじゅの里三保は、地域に密着する施設として
これからも近隣の皆様との交流を
引き続き行っていきたいと思います。


2018年11月9日

11月第3週の献立表(11月11日~11月17日)



☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


 【11月12日・昼食 11月特別食

11月12日昼食は11月特別食で、「松茸御膳」をイメージしました。

 『日本書紀』以降の歴史的文献でほかの茸よりも
いち早く登場するのが松茸であると言われている程、
日本では古くから馴染みのあるもので
 鎌倉時代以降は「秋の風物詩」として定着していきました。

当時から松茸は、高貴な身分の間でしか
食されない貴重な食材として扱われており、
それ以外の一般の人々にも松茸が広まったのは
江戸時代以降とされています。

松茸の豊かな香りを感じながら、
「食欲の秋」を楽しんでいただければと思います。



【11月15日・昼食 けんちん汁

11月15日は、「七五三」の日として一般に知られていますが、
「油祝い」や「油しめ」と呼ばれる日でもあります。

 紀元である旧暦の11月15日に
モチや植物油を用いた料理を神前に供えて
油の収穫を祝った風習に加え
 油分のあるものを多く食べて寒さに備えるという風習も加わり、
けんちん汁や天ぷら、金平ごぼうを食べるようになったそうです。

 15日の昼食はけんちん汁を献立に入れました。
これからやってくる冬に備えて、
体を温め皆様がお元気に過ごせるよう願いを込めます。

2018年11月8日

【個数限定】手作りケーキ販売のお知らせ

利用者様に大変好評をいただいている、しょうじゅの里三保の厨房で作ったケーキを、
『カフェ しょうじゅ』にて、個数限定で販売いたします。
是非この機会に、当施設自慢の手作りスイーツをご賞味ください。



【販売日】 11月17日(土)
【販売場所】 カフェしょうじゅ(当施設グランドフロア内)
【販売価格】 単品:150円 セット(ドリンク付):300円

【栄養士からメッセージ】
紫薩摩芋のおやつに初挑戦です!

シュー生地の中に
紫さつまいもをたっぷり使用した
濃厚なさつまいもクリームをはさんだ
シュークリームです。



是非ご賞味ください!


2018年11月7日

「小さな音楽会」が優秀賞を受賞しました!

しょうじゅの里三保では、
入居者様が過ごされるユニット内にて
スタッフが企画するユニットレクの他にも
様々なミニイベントを実施しています。

特に人気なのが、
専門スタッフが電子ピアノで奏でる生の伴奏で
皆で一緒に唄う「小さな音楽会」と、
 

移動型カラオケ機を使って行う「歌謡ショー」という
音楽関連のイベントです。


先日、この『小さな音楽会』が
「音健アワード2018」の音楽レク実証部門で
優秀賞を受賞しました。

一般社団法人日本音楽健康協会(=音健協)は
「「うたと音楽」の持つ力が、
心と身体の健康に寄与することを学術的に研究し、
その証左を「福祉・健康・教育」の領域において積極的に展開し、
普及・啓発活動を通じ
広く社会に貢献することを目的(※公式HPより抜粋)」
に設立された協会です。

この協会が主催する「音健アワード2018」は、
『「うたと音楽」を用いた健康づくり活動として秀逸な事例』を
表彰するもので、
「小さな音楽会」が優秀賞を受賞した「音楽レク実証部門」は
『介護施設や地域の集会場等で、
利用者様が楽しく笑顔で機能改善に取り組める
オリジナルの音楽レクリエーション』をテーマにしたものになります。




気になる審査基準は、というと、
『「独創性」「実効性」「持続可能性」に加え、
音楽レク実証部門は「社会的ニーズへの対応」の観点から、
総合的に評価』するとのこと。

まさに、「小さな音楽会」は、オリジナリティにあふれ、
実効性を伴いながら継続して行うことができるミニイベントであり、
更に、社会的ニーズにも十分対応している
素晴らしいイベントである、ということが
第三者の観点でも認められた、ということです。


授賞式は11月28日に、東京都千代田区の某所にて開催されるそうです。
その様子は、また改めて、こちらのブログで紹介したいと思います。

これからも「小さな音楽会」はもちろん、
歌謡ショーやいきがい倶楽部の各クラブ活動など、
入居者様の日々の生活に活力をプレゼンとできるような
楽しいアクティビティを企画していきたいと思います。


2018年11月5日

秋を運ぶお囃子の音

爽やかな青空が広がる、
ある秋の日の昼下がり。

施設のロータリー前で、入居者様達が
今か今かと待ちわびていると
遠くから「わっしょいわっしょい」という元気なかけ声と
心が浮き立つようなお囃子の音色が響いてきました。

ほどなく、施設入口の坂を上って、
三保町子ども会の子供たちが
おみこしをかついでやってきました。



ちょっと急な坂道も、力を合わせてぐんぐん登ってきます。
その頑張りに、入居者様達も拍手でお出迎え。

その後をついて、三保自治会の方々による
お囃子のトラックもやってきました。


施設の入口前に、お神輿とお囃子の車が並び、
子ども達も入居者様の前に綺麗に整列。
元気な声で挨拶してくれました。


可愛い子ども達の、素敵な法被姿に
まぶしそうに目を細める入居者様達でした。

今年は残念なことに、
台風の為にしょうじゅ祭が中止となってしまった分、
子ども神輿の来訪は、本当に嬉しい出来事でした。

折角なので、全員で記念撮影。

優しい空気が、秋のすがすがしい陽気にとけこみ、
にぎやかながらも和やかなひとときを
過ごすことが出来ました。

三保自治会の皆様、素敵なひと時を
ありがとうございました!!

2018年11月2日

11月第2週の献立表(11月4日~11月10日)



☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 


 【11月4日・昼食 変わりご飯

11月は毎週
炊込みご飯や混ぜご飯などの「変わりご飯」を提供します。

 4日の昼食は、「ワカメとえのきの混ぜご飯」です。


【11月7日・昼食 鉄火丼を

人気のお刺身シリーズより、鉄火丼をお出しします。

 前回は「美味しい」「見た目が豪華!」等
お褒めの御言葉を沢山いただきました。

人気メニューのお刺身の中でも
 多くのリクエストをいただくのはマグロの刺身で、
普段は食が進まない方も
良く召しあがってくださいます。