2021年7月30日
しょうじゅの里三保のフロア面会
8月第1週の献立表(8月1日~8月7日)
★☆栄養士が語る今週の献立のこだわりポイント☆★
【8月4日(水)昼食 そうめん】
今月も先月に引き続き夏の献立としてそうめんを提供します。
先月提供した際はユニットより、普段あまりご飯を召し上がらない方が
そうめんは完食されました!などの声を頂いております。
暑い夏の定番メニューのそうめんですが、今回は東京オリンピックが
開催されている期間ということを記念して、盛り付けの際に
5色に染めたそうめんを使用してオリンピックの五輪をイメージした
盛り付けにチャレンジする予定です。
涼しげにさっぱりと頂けるそうめんですが、今回は涼やかさだけでなく
普段とは一味違う盛り付けにも注目して頂けたらと思います。
2021年7月23日
7月第5週の献立表(7月25日~7月31日)
★☆栄養士が語る今週の献立のこだわりポイント☆★
【7月27日(火)昼食 セレクト食】
今月のセレクト食は入居者様から人気の揚げ物メニューです。
ユニットへお伺いした際に召し上がりたいお食事を伺うと「コロッケ」や「フライ」という声を多数いただきます。
その中から今回は「アジフライ」と「とんかつ」をご用意します。
アジは初夏に旬を迎え、うま味たっぷりで様々な調理法で食べられている人気の魚です。
美味しいだけでなく、良質なたんぱく質やカルシウム、ビタミン、DHAやEPAなどの栄養素がバランスよく含まれています。
豚肉にはビタミンB1が含まれており、ご飯やパンなどの糖質がエネルギーに変わるのを助ける働きがあります。
これは、別名「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、疲れの原因である乳酸が体内に溜まるのを防ぐほか、脳や中枢神経の働きにもかかわっています。
また、今回のとんかつは三保の厨房で1から手作りのとんかつに挑戦します。
アジフライととんかつ、どちらを選んでも栄養価満点ですのでお好きな方をお選びいただき、揚げ物を楽しんで頂けたら幸いです。
2021年7月22日
【個数限定】手作りケーキ販売のお知らせ
利用者様に大変好評をいただいている、しょうじゅの里三保の厨房で作ったケーキを、
『カフェ しょうじゅ』にて、個数限定で販売いたします。
尚、当施設のユニット内で召し上がられる方に限り
テイクアウトが可能となりました。
ドリンク類のお持ち帰りも可能となっていますので
併せてご利用ください。
2021年7月16日
7月第4週の献立表(7月18日~7月24日)
★☆栄養士が語る今週の献立のこだわりポイント☆★
【7月23日(金)昼食 穴子としそのちらしずし】
今週は最近あまりお出ししていなかった穴子を使った、ちらしずしを提供します。
穴子といえば、うなぎとよく似ていますが、この2種の違いはご存じでしょうか?
穴子とうなぎは同じウナギ目の魚ですが、うなぎはウナギ科、あなごはアナゴ科です。
生態にも違いがあり、穴子は一生海で過ごす海水魚ですが、うなぎは海で産卵し、孵化したとは淡水域の川へ上る回遊魚なんだそうです。
また、栄養面からみると、うなぎはあなごの倍近く脂質を含んでおり、油っぽくこってりとした味わいとなっています。
今回は穴子と大葉を使用したちらしずしですので、暑い夏でもさっぱりと召し上がっていただけると思います。
2021年7月9日
7月第3週の献立表(7月11日~7月17日)
★☆栄養士が語る今週の献立のこだわりポイント☆★
【7月12日(月)昼食 ジャージャー麺】
暑い日にピッタリの麺料理「ジャージャー麺」です。
中国発祥の麺と言えば、ジャージャー麺の他に「担担麺」が代表的なもののひとつとして
挙げられますが、ジャージャー麺と担担麺の違いをご存知でしょうか。
まず、日本でジャージャー麺と呼ばれるものは、本場では炸醤麺と呼ばれ、
中国の北部の家庭料理です。
豚のひき肉と細かく切ったタケノコ、シイタケなどを炒めて作った「炸醤」と呼ばれる
肉味噌を、茹でた麺の上に乗せたものを指します。
日本人向けに、甘めでピリ辛の味付けに改良がされており、
発祥の地である本場中国のジャージャー麺は塩辛いそうです。
担担麺は、中国四川省発祥の辛みを利かせた挽肉やザーサイの細切りなどをのせた
麺料理を日本流にアレンジしていると言われています。
ジャージャー麺が野菜のトッピングで味を付けているのに対して、
担々麺は、麻辣つまり辛さを大切にしていることが違いとされています。
2021年7月2日
7月第2週の献立表(7月4日~7月10日)
★☆栄養士が語る今週の献立のこだわりポイント☆★
【7月7日(水)昼食特別食 七夕そうめん】
そうめんのルーツは、中国伝来の「索餅」という小麦粉料理だといわれています。
索には縄をなうという意味があり、縄のようにあんだ小麦粉のお菓子のようなものだと考えられています。
古代中国には「7月7日に死んだ帝の子が霊鬼神となって熱病を流行らせた。
そこで、その子の好物だった索餅を供えて祀るようになったことから、
7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という伝説があります。
奈良時代に索餅が日本に伝えられると、麦の収穫期に麦餅を作る風習とともに
宮中行事に取り入れられ、一般にも広がっていきました。
やがて、索餅はそうめんへと変化し、七夕にそうめんを食べるようになりました。
また、色がついているそうめんは、五色の短冊と同じように、陰陽五行説の五色に由来する厄除けの意味が込められています。
本来は「青・赤・黄・白・黒」の五色をお供えしていましたが、いずれかを用いることが多くなりました。
今回の七夕特別食には黄色とピンクのそうめんを入れる予定です。