★☆栄養士が語る今週の献立のこだわりポイント☆★
【7月12日(月)昼食 ジャージャー麺】
暑い日にピッタリの麺料理「ジャージャー麺」です。
中国発祥の麺と言えば、ジャージャー麺の他に「担担麺」が代表的なもののひとつとして
挙げられますが、ジャージャー麺と担担麺の違いをご存知でしょうか。
まず、日本でジャージャー麺と呼ばれるものは、本場では炸醤麺と呼ばれ、
中国の北部の家庭料理です。
豚のひき肉と細かく切ったタケノコ、シイタケなどを炒めて作った「炸醤」と呼ばれる
肉味噌を、茹でた麺の上に乗せたものを指します。
日本人向けに、甘めでピリ辛の味付けに改良がされており、
発祥の地である本場中国のジャージャー麺は塩辛いそうです。
担担麺は、中国四川省発祥の辛みを利かせた挽肉やザーサイの細切りなどをのせた
麺料理を日本流にアレンジしていると言われています。
ジャージャー麺が野菜のトッピングで味を付けているのに対して、
担々麺は、麻辣つまり辛さを大切にしていることが違いとされています。