☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆
【11月12日・昼食 11月特別食】
11月12日昼食は11月特別食で、「松茸御膳」をイメージしました。 『日本書紀』以降の歴史的文献でほかの茸よりも いち早く登場するのが松茸であると言われている程、 日本では古くから馴染みのあるもので 鎌倉時代以降は「秋の風物詩」として定着していきました。 当時から松茸は、高貴な身分の間でしか 食されない貴重な食材として扱われており、 それ以外の一般の人々にも松茸が広まったのは 江戸時代以降とされています。 松茸の豊かな香りを感じながら、 「食欲の秋」を楽しんでいただければと思います。 【11月15日・昼食 けんちん汁】 11月15日は、「七五三」の日として一般に知られていますが、 「油祝い」や「油しめ」と呼ばれる日でもあります。 紀元である旧暦の11月15日に モチや植物油を用いた料理を神前に供えて 油の収穫を祝った風習に加え 油分のあるものを多く食べて寒さに備えるという風習も加わり、 けんちん汁や天ぷら、金平ごぼうを食べるようになったそうです。 15日の昼食はけんちん汁を献立に入れました。 これからやってくる冬に備えて、 体を温め皆様がお元気に過ごせるよう願いを込めます。 |