「ステンシル」とは何か、ご存知ですか?
絵や文字を切り抜いたプレートを
木材や布といった『素材』に当て、
その上からお好きな色の絵の具を
スポンジで叩いたり、スプレーで色付けして
オリジナルグッズを作る『技法』です。
最近では100円ショップでも
ステンシルの材料一式が販売されているので
興味がわいたらすぐに始められます。
さて、先日デイサービスの「ものづくりレク」で
利用者様が、このステンシルを使った
オリジナル布バッグ作りに挑戦しました。
スタッフが用意したステンシル用の型の中から
お好みの柄と、転写する布バッグを選びます。
材料がそろったら、後は転写したい位置に型を固定し、
絵具を少しずつスポンジにひたして、
色を馴染ませたり整えながら、どんどん転写していきます。
少しくらいはみ出しても、ちょっとにじんでしまっても、
それが独特の『味』になるのが、ステンシルの魅力。
型に合わせて色を乗せ終わった後、
おそるおそる型を外してみると、
綺麗に転写された図柄が現れます。
「あら、綺麗にできたわ」
「売ってるものみたい。
こんなのができるなんて、感激!!」
と、利用者様達も大喜び。
同じ柄であっても色の乗せ方次第で、
雰囲気がガラリと変わるので
それぞれの作品を見せ合いっこするなど、
完成後も大いに盛り上がりました。