前回のブログで、スタッフお手製メニューでの
ランチレクの様子についてご紹介しましたが、
今回は、スタッフと入居者様達で手作りを楽しんだ
昼食レクについてです。
作るのは、鉄板メニューでは定番の『お好み焼き』。
かの茶聖・千利休が生みの親と言われている
大阪・広島の名物メニューです。
小麦粉を水で溶き、その中に千切りにしたキャベツを入れ
更に混ぜていきます。
ちなみに、粉の中に具材を混ぜ込んでいくのは『関西風』で、
生地をまずクレープ状に焼いて、その上からキャベツや豚バラなど、
具材を重ねていくのが『広島風』だそうです。
ホットプレートに生地を流し込み、整形して焼いていきます。
「美味しそうね~」
ワクワクした様子で、ホットプレートを見守る入居者様。
と、ここで…
「豚バラ、乗せていきま~す」
どうやらこちらのユニットのお好み焼きは、
肉の扱いだけは『広島風』のようです。
「焼けたかな?」
「もう少しかな?」
出来上がりを待つのも楽しい時間。
フライ返しを構えて、焼き上がりを待つスタッフに
ある入居者様が声をかけました。
「ひっくり返すの、私がやっていいかしら?」
折角なので、往年の『台所マスター』の皆様に、
最後の仕上げをお任せすることにしました。
焼きあがったお好み焼きをお皿にのせ、
ソースを塗り、その上に青のりをパラパラ。
『お好み焼き専門店』にも負けない出来栄えの
お好み焼きが仕上がりました。
この後、もちろん皆様で美味しく楽しくいただいたわけですが、
ここでスタッフが痛恨のミステイク!
あまりに美味しく上手に出来上がったお好み焼きに
大盛り上がりしてしまい、
皆様が笑顔で召し上がっている場面の写真を
うっかり撮りそこねてしまったのです。
「次の昼食レクでは、せっかくの笑顔も
ちゃんとカメラに収められるようにしなくちゃね」
そんな決意を心に刻み付けたユニットスタッフ。
近日中に、また美味しい楽しいレクリエーションを
実施してくれることでしょう。