2019年2月25日

冬晴れの日にお買い物

しょうじゅの里三保では、入居者様の行動範囲について
施設敷地内であれば自由に活動していただけるよう、
居室やユニットはもちろん、各フロアをつなぐエレベーターも
施錠することなく、行き来に制限を設けない方針を取っています。
(感染症が発症した入居者様が出たユニットについては、
別途制限を設ける等、状況に応じて対応を変更することはあります。)

さて、あるユニットに、ほぼ毎日
「ちょっと行ってくる」と言って、車椅子でユニットから出て
ロビーエリアに降りてこられたり、
天気の良い日はロータリーに出て日向ぼっこされたり、
施設内散歩を楽しまれる男性入居者様がいらっしゃいます。

ある冬晴れ日、
ドライバーtなる営繕スタッフのスケジュールや
その日の配車状況を確認し、
「この日なら大丈夫」と判断したスタッフが
クダンの入居者様にお声がけ。

「良い天気だし、お買い物に出かけませんか?」

突然の外出のお誘いに、
嬉しそうに「行きたい」と答えた入居者様。
折角なので、お気に入りの帽子をかぶり、
洋服も『よそ行き』の恰好に着替えて
近隣のスーパーでは大きな規模を誇る『アピタ』まで
ドライブを兼ねてのお買い物に出かけました。
 


『アピタ』に到着して、せっかくなので記念撮影。

澄み切った青空が、ワクワク感を高めてくれています。

まずはゆっくり店内を散策。

「揚げ物、美味しそうだなぁ」
「昔食べていたあの煎餅、まだ売ってるかな」
店内のあちこちを見て回り、お買い物を楽しみます。
 


続いて、店内のパン屋さんに入り
良い匂いのする焼きたてパンを吟味。
「最近のパンはなかなかオシャレなものばっかりだな。
自分が若いころは、コッペパンとか黒パンとか、
そういうのしかなかったよ」


「食べたかったもの」をいっぱい買い込んで、
大満足のえびす顔で帰設した入居者様。


お昼ご飯は、その「食べたかったもの」でいっぱいになり
いつも以上に食も進んだよう。


お出かけを提案したスタッフに
「楽しかったよ。
誘ってくれてありがとう」
と、満面の笑顔でお礼を伝えられていました。

しょうじゅの里三保では、入居者様の毎日に
ほんのちょっとの『楽しい』をプレゼントできるよう
これからも、様々な取り組みをしていきたいと思います。