2019年2月19日

小学生棋士、見参!

最近の囲碁界に、すごい小学生が登場しました。

この春に10歳でプロの囲碁棋士となることが決まったのは
大阪の小学校に通う女の子。
これまでの11歳6カ月の記録を大幅に更新しての
最年少プロの誕生に、囲碁界だけでなく、
一般のニュースでも、大体的に取り上げられていました。

その後も、韓国の女流ナンバー1棋士や
『伝説の棋士』と言われた方との対局がニュースとなり、
注目度はますます高まっているように思えます。

囲碁と対なす盤上のゲームといえば、『将棋』。

しょうじゅの里三保にも、元気な『棋士』達が来設し、
入居者様達と真剣勝負を繰り広げました。


囲碁もそうですが、将棋は『世代間交流』ができる
数少ないゲームのひとつ。
将棋を扱ったある漫画の中にも、似たようなセリフがありましたが、
小さいお子さんからおじいちゃま世代まで、
駒の動かし方さえ知っていれば、
年齢差も体力差も関係なく、一緒になって楽しめるゲームです。 


昭和の頃…高度経済成長期の時期になるかもしれませんが、
縁側や銭湯の脱衣所の一角で、近所の大人と子どもが盤をはさんで
囲碁や将棋をする光景が見られたそうです。
平成が終わる今の時代では、
違う世代とのコミュニケーションを楽しむ機会が
どんどん減っているように思えます。

こちらのお子様は、将棋ではなくオセロでコミュニケーション。
なかなかの『ツワモノ』ぶりに、入居者様達も
駒を何処に置くべきか、悩む場面も。

そんな時、自分が負けてしまうかもしれないのに
「ここに置くと、いっぱいひっくり返るよ」と
優しく教えてあげていたのでした。

今回、当施設に来てくれた『小学生棋士』達は
熟練のおじいちゃん棋士達と手合わせをしながら
将棋の腕だけでなく、優しい心や
自分とは違う年代とのコミュニケーションスキルも
しっかり磨いているように思えました。


ご来設、ありがとうございました。
是非また遊びに来てください!