2018年12月27日

「音響アワード2018」授賞式

先月のブログで、当施設の人気アクティビティの1つ
「小さな音楽会」が『音響アワード2018』の音楽レク実証部門で
優秀賞を受賞したことをお伝えしました。

今回のブログでは、その表彰式の様子をお伝えしたいと思います。

会場は都内某所。

会場には『音響アワード2018』を主催した
一般社団法人日本音楽健康協会の関係者はもちろん、
音楽評論家の湯川れい子氏や
東京大学大学院医学系研究科の今井博久様教授等、
早々たる方々が来賓として招かれていました。

『音楽』に携わる者として、尊敬する方々を前にして
思わず記念撮影をお願いした、
小さな音楽会担当のスタッフ達でした。

会場には、マスコミ各社の取材陣もカメラを構えていて、
授賞式が始まるのを待つスタッフは、やや緊張気味の様子でした。


いよいよ授賞式のスタート。
最優秀賞から順に名前を呼ばれ、賞状等を授与されます。

その後、受賞したものはどんな内容のものだったのか、
受賞者自らが紹介していきました。


更に、それぞれの賞について、
来賓の方々から講評をいただくのですが、
「小さな音楽会」については、今井教授から
下記のようなお褒めのお言葉を頂戴しました。


「今回、『小さな音楽会』の内容を拝見をしたとき、
本当に(入居者様達の)変化が手に取るように分かるというか、
このレクを実施している場所は特養ということで、
認知症の方や、身体が不自由な方も多いとは思いますが、
音楽を通じて、どんどん心が開かれ、
柔和な表情になっていくということが
すごく分かる内容だと思いました。


僕自身はこれだ!と思いました。


やはり、音楽って魔法の杖なんだな、
そういった魔法の力を示してくれる事例だなと思っています。


ですから、これから日本が超高齢化社会へますます進展していく中で、
ぜひこの事例をロールモデルとして活用していきたいと思いました。」


嬉しいお言葉の数々は、スタッフ達にとっての
これからの活動への力になったのではないでしょうか。


この授賞式の様子は、翌日の毎日新聞(都内版)の朝刊に
掲載されたとのこと。


表彰を受けて、ますますパワーアップした「小さな音楽会」。
12月23日はスペシャルゲストを迎えて、
素敵なクリスマスコンサートを実施しました。

こちらのコンサートの様子は、
また改めて、こちらのブログや広報紙などで
ご紹介したいと思います。