2018年10月18日

消防訓練を実施しました

少し前のことになりますが、
横浜市消防局 緑消防署 十日市場消防出張所と合同で
消防訓練を実施しました。


まずは、初期消火の基本である
消火器の使い方を学びました。


消防訓練の都度、消火器の使用方法について
説明をいただきますが、
改めて聞く度に、実際に火災が発生した時に
適切に消火器を使うことができるか、
誰もが不安になります。

それを少しでも解消するのに効果的なのが
『実地訓練』というわけです。


炎に見立てた赤いコーンに向けて、
訓練用の、水が入った消火器を操作するスタッフ達。
介護スタッフだけでなく、事務スタッフや
常に火を取り扱っている厨房スタッフも
積極的に訓練に参加していました。


続いては、煙体験です。

実は、火災の被害状況を見ると、
火災の死亡原因として、火傷と共に最も多いのが
一酸化炭素中毒や窒息によるものだそうです。

更に人は、火災で発生する煙によって
パニック状態になりやすくなると言われています。

実際に、煙に包まれるとどうなるか。
訓練用の小さな『室内』の中に、白い煙を充満させて
その中を歩いてみると、まったく視界が効かないことに
まず驚いてしまいました。
 


更に、大した距離ではないはずなのに、
出口までの道程が長く感じられ、だんだんと恐怖すら覚えるほど。

これが『訓練』だから良かったものの、
実際に火災現場で煙に襲われた時、自分自身がどうなってしまうのか
ちょっと想像しただけでもゾッとしてしまいました。

最後は、緑消防署十日市場消防出張所の所長である
日向 政紀様より、防災等の講和をいただき、
合同防災訓練は終了となりました。


短い時間の消防訓練でしたが、
とても有意義な内容の訓練となりました。
緑消防署十日市場消防出張所の皆様、
ありがとうございました。

火災は、もちろん発生させてはならないものですが、
万が一の事態に備え、これからも訓練等を続けたり、
防災の備えを万全にしたいと思います。