2018年6月26日

キラキラな季節からのプレゼント

しょうじゅの里三保には
『光の庭』と名付けられたガーデンエリアがあります。

そこには大きな花壇が設けられ、
園芸を担当するスタッフと
土いじりが大好きな入居者様達が
花壇のお世話をしてくれています。


時には、花壇に花の苗を植えていく『寄せ植え大会』や、
花壇が設けられている場所から少し外れたところにある
梅の木を使った『梅拾い』など、
施設イベントを実施することもあります。

少し前のことになりますが、新緑爽やかなシーズンに
この『光の庭』で「お花摘みイベント」がありました。


綺麗に咲き誇る花々。
そのまま見て楽しむのも心が癒されますが、
盛りを迎えた後は、だんだんしおれて、
寂しい景色になっていきます。

「それなら、入居者様達に咲いている花を摘んでもらって
その花を自室に飾ってもらえれば、
別の楽しみ方もできるのではないか」

園芸スタッフから、
そんな『花摘みイベント』の提案があり、
爽やかな青空が広がる好天のある日、入居者様達に、
思い思いに花壇の花を摘んでもらいました。



最初は「本当にいいの?」と遠慮がちだった入居者様達。
優しい手つきで花を摘みながら
「部屋に飾るわね」
と笑顔で話されたり、

「小さいころは、タンポポとかシロツメクサとか
野原に咲いていた花をこうして摘んだものよ」
と思い出話を聞かせてくれたりしました。


入居者様に花摘みを楽しんでもらって、
少しだけさっぱりした風景になった『光の庭』ですが
夏のシーズンに向け、すでに準備が進められています。

梅雨を過ぎた後は、『光の庭』の名にふさわしい、
夏の太陽にまぶしく輝く花の園を見ることができることでしょう。