2018年5月24日

春を炊き込んで

しょうじゅの里三保では、当施設を利用されている皆様のお食事を
業者を挟まない『直営給食』にてご提供しております。
『直営』ならではのメリットを活かし、
例えばおやつの時間にオリジナルスイーツを提供したり、
主食(もしくは主菜)を選べる『セレクト食』を実施したり、
その月ごとにテーマを設けてご提供する『特別食』を用意したり、
様々な『食』に関する取り組みを行ってきました。
先月4月の話になってしまいますが、
1週間に1回、旬の食材を使った炊き込みご飯を作り
春の味わいを楽しんでもらいました。
今回のブログでは、その内容を
当施設の管理栄養士のコメントと一緒に
ご紹介したいと思います。
4月3日 【豆ごはん】
「旬を迎えたグリーンピースを炊き込んだ豆ご飯です。
グリーンピースがご飯に映え、春らしい彩りになります。
昆布を一緒に炊き、味付けは塩・酒とシンプルにすることで
豆の香や味を楽しんでいただければと思います。」
4月8日 【桜ごはん】
「 今年は桜の開花が例年よりも早く、
お出しした8日には見頃を過ぎてしまっていましたが、
食事ではまだ桜をお楽しみいただけていたら、と思います。
お外で桜を見ることが出来なかった方にも
桜をお楽しみいただけると嬉しいです。」
4月17日 【あさりと蕗の炊込みご飯】
「17日の昼食は4月の特別食でした。
そこでお出しした炊込みご飯が
「あさりと蕗の炊込みご飯」になります。
主菜には新玉葱を使用し、豚肉と蒸し物にしました。
蕗の緑に茶碗蒸しの黄色、果物のオレンジ色で
春らしい華やかな見た目の食事です」
4月27日 【筍ごはん】

 「春の食材を用いた炊込みごはんの最後を飾るのは
『筍ごはん』です。
施設の周りの竹林にもたくさんの筍が顔を出しており、
視覚でも味覚でも春の訪れを感じていただけたらと思います。」
4月は炊き込みご飯だけでなく、
桜を使ったスイーツもお出ししており、
皆さまからとても好評をいただきました。
しょうじゅの里三保栄養課では、これからも
『食を通じたケアサポート』を行っていきたいと思います。