2018年5月1日

2周年記念コンサート

しょうじゅの里三保の取組みの1つ、『小さな音楽会』。
 
専門スタッフと作業療法士が、ユニットに電子ピアノと一緒に登場し、
季節の童謡や懐かしの唱歌、昭和歌謡曲を参加者全員で楽しく唄う、
人気の高いイベントです。
 
この『小さな音楽会』が始まって、丁度2周年を迎えた、ということで
それを記念して、『スペシャルコンサート』が開催されました。
 
 
会場となったユニットに、
いつものスタッフと一緒に登場したのは、
サックスが得意な受付スタッフ。
 
去年の8月に開催した朗読シアターで、ボランティアの方と一緒に
素敵な演奏を聴かせてくれて以来の『再演』となります。
 
専門スタッフも、この日は得意のクラリネットを持って登場。
 
まず聴かせてくれたのは、中田章作曲の『早春賦』でした。
クラリネットとサックスの絶妙なハーモニーに
誰もがうっとりと聞き惚れます。
 
続いて、『埴生の宿』が演奏されました。
歌詞を覚えている入居者様が
ささやくような優しい声で口ずさむ姿が印象的でした。
 
 
「サックスの音色が、歌の雰囲気にピッタリなので」
と、サックスのソロ(ピアノの伴奏付)で演奏されたのは
1951年に映画の主題歌としてヒットした『夜来春』。
 
 
懐かしい青春時代を思い出したのか、
曲に合わせて、看護師と一緒にダンスのステップを踏む
入居者もおり、とても盛り上がった1曲となりました。
 
 
最後は、朝ドラの劇中歌としても使われた「涙くんさよなら」を
作業療法士がピアノの伴奏に加わり、
3人で見事な演奏を披露してくれました。
 
 
このスペシャルコンサートは、会場となったユニットで過ごしている
入居者様だけでなく、他のユニットの入居者様も訪れ
大入り満員となりました。
 
ユニットスタッフだけでは手が足りないかもしれない、と
医務室から幾人かの看護師がサポートに来てくれたおかげで
問題なく、スムーズにコンサートが進行しました。
 
 
 
まさに他職種連携が活きたイベントとなり、
大成功で幕を下ろしたコンサート。
 
次の『3周年記念』はどんな素敵な内容になるか
少々気が早いですが、今から楽しみです。