☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆
【7月13日・昼食 ジャージャー麺】
暑い日にピッタリの麺料理「ジャージャー麺」です。
中国発祥の麺と言えば、ジャージャー麺の他に
「担担麺」も代表的なものとして挙げられますが、
ジャージャー麺と担担麺の違いはご存知でしょうか。
まず、日本でジャージャー麺と呼ばれるものは、
本場では炸醤麺(ジャージアンミエン)と呼ばれ、
中国北部の家庭料理です。
豚のひき肉と細かく切ったタケノコ、シイタケなどを炒めて作った
「炸醤」と呼ばれる肉味噌を、茹でた麺の上に乗せたものを指します。
日本人向けに甘めでピリ辛の味付けに改良がされており、
発祥の地である本場中国のジャージャー麺は塩辛いそうです。
担担麺は、中国四川省発祥の辛みを利かせた挽肉や
ザーサイの細切りなどをのせた麺料理を
日本流にアレンジしていると言われています。
ジャージャー麺が野菜のトッピングで味を付けているのに対して、
担々麺は、麻辣つまり辛さを大切にしていることが違いとされています。
今回は中国人調理師が作る本格ジャージャー麺を
お楽しみいただけたらと思います。