2020年1月13日

『働く』を体験しよう!

今日は『成人の日』です。

令和最初の『成人の日』を迎えた、新成人の方々は
これからの日本をどう支えていくのでしょうか。

さて、『未来』を支える若者たちに
早い段階で「働く」を経験する機会を作ろう、ということで
最近は『職場体験』というカリキュラムを組んでいる学校も
少なくはありません。

先日、この『職場体験』として、近隣の中学校に通う生徒さんが
当施設のデイサービスを訪れました。

利用者様の前で挨拶するお二人。
普段とは違う環境に、最初はかなり緊張した様子でした。

デイサービスの利用者様達の中には、
丁度お孫さんが同世代、という方も多いようで、
「ウチの孫も、そういえば
『この間、〇〇って職場に行った』って言ってたよ」
と話された方も。

スタッフの誘導で、まずは利用者様達とのふれあいタイム。
利用者様達の輪の中に入り、声をかけたり、
個別機能訓練で行っている作業をお手伝いしたりしました。
 

昼食時は、配膳を手伝ってくれたり、
食事後の体操も、機能訓練指導員と一緒に
利用者様達の『見本』になって、
「イチ、ニィ、サン、シッ」

午後の集団レクリエーションの時間では、
すっかり場の雰囲気にも慣れ、
笑顔で利用者様達のゲームのサポート役を務めてくれました。

この『職場体験』は、いずれは社会に出て働く子供たちの為に、
地域社会が協力してできることのひとつです。
特に『介護』の現場は、超高齢社会にも関わらず、
核家族化が進んでいる為、若者と高齢者とのふれあう機会が
激減している現代日本において、
ある意味、『世代交流』としても大切な機会なのかもしれません。

今回の職場体験で、中学生のお二人が
自分の将来を考えるきっかけに慣れたら、嬉しいです。