2019年1月4日

1月第2週の献立表(1月6日~1月12日)



☆★ 栄養士が語る、今週の献立のこだわりポイント ★☆ 

 【1月7日・朝食 七草粥】

春の七草をお粥にして、1月7日に食べる七草粥の習慣は、
江戸時代に広まったそうです。
年頭にあたって豊年を祈願し、
「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」との願いが
こめられています。
七草は、早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。
そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたのです。
古くはまな板の上で、草をトントン叩いて刻むその回数も
決められていたと言います。

七草はいわば日本のハーブ。
そのハーブを胃腸に負担がかからないお粥で食べようというのですから、
正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。



 【1月11日・おやつ 鏡開き】

1月11日は鏡開きです。
鏡開きとは、お正月に神棚などに飾ってあった鏡餅を割って
お雑煮や汁粉などにして食べる儀式です。
元日にやってくる神様の加護がお供えしたお餅にに宿ると考えられ、
1年間の無病息災を祈って行われています。
そのありがたいお餅を包丁などで切ってしまうのは縁起が悪いので、
手またはつちでを使って割るようにしていたのですが
この行為が『開く』と表現されるようになり
『鏡開き』になりました。

当施設では本物のお餅は使用せず、
高齢者に安全なお餅風のムースを用いて
お汁粉をおやつに提供します。


 【1月11日・昼食 タコライス】

11日の昼食は初めてお出しする料理「タコライス」です。

タコライスは、メキシコ料理の「タコス」を
ご飯と一緒に食べる沖縄で誕生した料理です。

本場のタコスはスパイシーな味付けですが
辛さをおさえ、三保流にアレンジしています。
お肉にトマト、チーズなどを使用するので
見た目も華やかな一品です。