2019年1月28日

もちもち♪ 芋餅しるこ

『芋餅(いももち)』をご存知ですか?

一般的には、北海道や和歌山、高知、岐阜の
郷土料理と知られていますが、
それぞれの地方で作り方や味付け、
その楽しみ方も異なっており、
何となく、その地域の歴史すらも感じられる
メニューです。

ある日のデイサービスでは、この『芋餅』を作って
お汁粉にして食べよう!という、
何とも楽しそうなおやつレクを実施しました。

材料となる『芋』はじゃが芋。
蛇足ですが、北海道で作られる『芋餅』の材料が
このじゃが芋となります。

茹でて柔らかくしたじゃが芋をボールに入れ、
利用者様達が丁寧につぶしていきます。


マッシュ状態になったじゃが芋に片栗粉を入れ、
更に混ぜます。
すると、だんだんじゃが芋に粘り気が出てきて
粉っぽさがなくなってきます。


それを食べやすい形に成型し、
ホットプレートで焼いていきます。



出来た『芋餅』は、甘酢あんや
みたらし団子につける砂糖醤油のタレをつけても
充分美味しいのですが、
今回はお汁粉の中に入れて、『芋餅しるこ』に。


柔らかくて素朴な味の芋餅と、
甘い小豆の風味が美味しい汁粉の組み合わせは絶品で
自然に口元がほころんでしまう利用者様達でした。


じゃが芋は、主食にしている国もあるほどの食べ物。
そして、お汁粉の材料である小豆には、
食物繊維やビタミンなどの栄養素がたっぷり。
この2つからなるおやつは、当然美味しいだけでなく、
タダモノではない栄養価を誇る一品です。

これからも、しょうじゅの里三保デイサービスでは、
元気が出るおやつを、利用者の皆様と
楽しく作っていきたいと思います。