2018年9月4日

『味』で楽しむ世界旅行

しょうじゅの里三保では
業者をはさまない直営給食ならではの
『食を通じての介護ケア』に
積極的に取り組んでいます。

季節感を感じさせるメニューのご提供はもちろん、
時には、世界各国様々な『食文化』を
楽しんでもらうこともあります。

何度かご紹介していますが、中華料理の特Aライセンスを持つ
調理師長による、本格的な中華料理もその1つ。


また、インド料理の1つである
「タンドリーチキン」をお出ししたり、


人気メニューの一つ「手作りハンバーグ」には
西洋料理の基本的なソースである
デミグラスソースをかけて、召し上がっていただきました。


時には、当施設がある横浜市が発祥の地である
「和洋食」をお出しして、歴史を感じていただくことも…

例えば、スパゲティーナポリタンは
昨年開業90周年を迎えた横浜市にある老舗ホテル
「ホテルニューグランド」で生まれたメニューですが、
実は「シーフードドリア」も、同じホテルで誕生したそうです。



日本発祥の中華風料理といえば、この「天津飯」。


元になっているのは
具材入りの中華風オムレツ「芙蓉蛋(フヨウタン)」で、
あん、またはソースをかけて食べるメニューです。

三保の「天津飯」は、ご飯には味付けをせず、
たっぷりのあんをご飯とからめて
召し上がっていただきました。

介護職員からは「(入居者様達から)好評でしたよ」と
厨房スタッフや栄養士に伝えられたそうです。

さて、今年の夏、厨房が利用者様にご提供したメニューは
最近人気が沸騰しているという「アジア料理」です。

台湾のご当地グルメ「ルーロー飯」もその1つ。


「台北に行ったら必ず食べてほしい」と、
今注目のメニューですが
スタッフにはあまり馴染みがなかったようで、
「どんな料理ですか?」と、質問が数点あったそう。

簡単に言えば肉そぼろをかけたご飯のことですが、
台湾料理のマスト調味料である
『八角』を使うのがポイントになります。
ただ、この八角の香りは好き嫌いが分かれるので
三保では少量にして、皆様に食べやすくしました。

デイサービスの利用者様からは
「美味しかった」とのお言葉をいただきました。

9月からの献立は、秋に旬を迎える食材を
少しずつ増やしていくそうです。

管理栄養士からは
「食事を通じて季節の移り変わりを感じ、
楽しんでいただけたら幸いです。」
とのメッセージをいただきました。
尚、施設でご提供している献立については
毎週金曜日に、こちらのブログにてご紹介しています。
是非併せてご覧ください!