2018年7月31日

MIHOファームで芋ほり大会

今年も、しょうじゅの里三保の畑で育てているジャガイモが
収穫の時期を迎えました。

折角なので、入居者様に芋ほりを楽しんでもらおうと、
機能訓練指導員を中心に、ミニイベントを企画。
土いじりが大好きな入居者様達が集まりました。


例えば、こちらの入居者様。
『農業のプロ』として、春夏秋冬、園芸農耕活動に、
常にご協力くださっている方です。
ジャガイモの収穫の前に、
近くに植えていた紫ししとうを摘み取って…

「ちょうど食べごろだよ、
辛いししとうは上を向いて生える。
これはみんな下を向いているからきっとおいしいよ」
と、豆知識をスタッフに披露してくださいました。

庭いじりが趣味だった入居者様も
嬉しそうにスコップを握りました。


その姿は、まさに『昔取った杵柄』。
しっかりと芋のありかを見定めてスコップを入れ、
美味しそうなジャガイモも沢山掘り出してくださいました。



参加された入居者様の中には
「私、車椅子だから作業出来ないけど、応援するわ!」
と、力強くサポーター宣言をされた方も。

収穫されたジャガイモをどんなふうに食べようか、と
スタッフが尋ねると
「この小さいのは、良く洗って皮をむかずに揚げて
塩を振ったら美味しいわよ!」
「コッチの大きいのは蒸かして塩やバターをつけて…」
と笑顔で教えてくださいました。

外気は33度を超える猛暑でしたが、
畑があるのは、丁度施設の建物の影になっているところ。
加えて営繕スタッフが扇風機を貸してくれたり、
園芸スタッフや工作クラブを担当しているスタッフが
午前中に全て準備を整えていたおかげか
スムーズにミニイベントを開始することができました。

気になる収穫量もなかなかで、
「畑から芋が獲れた」という気持ちを
大勢の入居者様がスタッフと一緒に共有できたのは
とてもよかったです。

ところで…

ジャガイモは、同じ場所に植え続けると、
だんだん育ちが小さくなってくるとの事。
この畑でジャガイモを育てるのは5回目ということで
「やっぱり今年はいつもに比べて小さいね」


前述の『農業のプロ』である入居者様と相談しながら
新しい作物も含めて、
これからも「MIHOファーム」で美味しい野菜たちを
育てていこうと思います。