2020年4月22日

認知症予防にカレーは如何?

日本の『国民食』の1つ、カレー。
このカレーに含まれる「クルクミン」というスパイスの効果に
「頭が良くなる」というものがあるということをご存知ですか?

ある時、アメリカのカルフォルニア大学で、
『クルクミンと認知能力に関する研究』が行われたそうで。
その中で、記憶力が落ちてきていることを実感している
50歳~90歳の男女40名を対象にして、
1日1回、クルクミンを飲むグループと飲まないグループに分け、
認知テストを実施したとのこと。

その結果、クルクミンを飲んだグループは、
飲んでいないグループよりも
短期記憶・言語記憶・注意力が改善した、
という結果が出たそうです。

つまり、クルクミンを飲むと記憶力が改善し、
アルツハイマー病も防げるかもしれない…

ということで、あるユニットでは
カレーを使った昼食レクを開催しました。

定番のカレーライス…ではなく、今回はちょっと趣向を変えて
『カレーうどん』をご用意。

ラッシー代わりにフルーツの盛り合わせを
デザートにご提供しました。

蛇足ですが、カレーうどんが世に出たのは
1904年(明治37年)頃だそうです。
『カツ丼』を発明したお店と同じ、
早稲田の老舗のお蕎麦屋さん「三朝庵」が
編み出したメニューとのことで、
この斬新なメニューは、お店に登場するやいなや
早稲田の学生を夢中にさせたとのことです。

さて、ユニットで作られた『特製カレーうどん』の
反応はどうだったか、というと…

「カレーもうどんも大好物だから、
一緒に食べられて嬉しい!」
「汁が飛ぶのが気になるけど、やっぱり美味しいね」

皆さま、あっという間に完食。
フルーツも好評でした。

最近は『カレーうどん専門店』もできるほど
注目度を集めているカレーうどん。
美味しく、認知症予防対策もできるということで
一石二鳥どころか、三鳥にも四鳥にもなりそうな気がします。

これからも、しょうじゅの里三保では
入居者様に喜ばれて、更にプラスアルファの効果がある
レクリエーションを企画していきます。