『水耕栽培』という言葉をご存知でしょうか。
ある世代より前の方は『水栽培』という言葉の方が
ピンと来るかもしれません。
植物の栽培というと、通常は土に植えて育てますが、
水耕栽培の場合は、養分の入った水に植物を挿して栽培します。
クロッカスやヒヤシンスを育てる時などが有名ですが、
それ以外に野菜から観葉植物まで、
色々な植物を水耕栽培で育てられます。
この『水耕栽培』が、最近、園芸マニアの皆様に
切り花に近い感覚で扱えると、再注目を集めているそうです。
当施設のいきがい倶楽部でも、
土を使った鉢植えより気軽にチャレンジできる！ということで、
入居者様達に、挑戦していただきました。
用意した材料がこちら。
「こんな感じでできますよ」と、見本もご用意しました。
まずは、栽培するポットを作成しました。
材料はペットボトルの空き容器です。
ペットボトルの上部1/3位の位置をカットし、
それぞれの切り口で手を傷つけないように
ビニールテープで補強します。
器ができたら、その中に水耕栽培用のジェルを入れていきます。
最近は、100均のお店でも色々売っているので、
気軽に個性あふれる『水耕プラント』ができあがります。
分からない所があったり、作業に困った時は
すぐにスタッフがお手伝い。
楽しく会話を交わしながら、お一人お一人の個性あふれる
水耕栽培用のプランターが完成しました。
水耕栽培の魅力は、やはり何よりも
育てる楽しさが多いということ。
土栽培では、土に埋まっている状態の部分の成長は
なかなか見ることができませんが、
水耕栽培だと発芽するところはもちろん、
根の張るところも観察することができます。
完成したプランターは、それぞれのお部屋や
ユニット内に飾ってあります。
それぞれの成長を楽しみに、皆で見守りたいと思います。
