2020年6月10日

デイルームシアター、上演中

施設内にあるデイサービスセンターでは
新型コロナウイルス感染症対策を念入りに行いながら
月曜日から土曜日まで運営しております。

利用者様には、施設に入られる前に
入口でアルコールでの手指の消毒を実施。
デイルームに入ったら、うがい&手洗い。
お席もソーシャルディスタンスを意識した形で
ご案内しています。

更に、テーブルの上にはこんな新アイテムが…

少し見えづらいかもしれませんが、
利用者様と利用者様の間に、飛沫防止対策として
透明のアクリル板を配置しました。


これでオセロ等のボードゲームも、
差し向かいで安心して楽しんでいただけます。

さて、様々なレクリエーションを実施している
デイサービスですが、
やはり、なるべく接触を減らしていこうと考えると
下の写真のように、以前のように『皆で集まって』の
レクリエーションを行うのは、ちょっと難しそう…


しかし、前述のアクリルボードのように工夫次第で、
楽しい時間をご提供できるはず。
逆に『新しいスタイルのレクリエーション』を
生み出せるかもしれない。

そんな風に前向きにとらえて、このコロナ禍でも
様々なイベントを実施しています。

先日行ったのは、映画鑑賞会。

著作権の関係で画像部分は加工させてもらいましたが
往年の名作『子連れ狼』を上映しました。

この作品が世に出た昭和40(1970)年代は、
高度経済成長期の真っ只中。
男性の利用者様の多くは、
企業戦士としてバリバリ働いていた時代であり、
女性の利用者様のほとんどは、
今ではもう見られなくなった二層式洗濯機や
放熱器がむき出しでついている冷蔵庫等の家電を使って
家事や育児に励んでいた頃ではないでしょうか。

「懐かしいねぇ」と目を細めながら
皆様が見守る画面をよく見ると…


下の部分に、英語の字幕が!

どうやらこの昭和の名作は、
令和に移り変わる中で海を渡り、
英語圏で上映されていたようです。

時代の流れすらほんのり感じられる
楽しい上映会は、これからも利用者様のリクエストを受け
引き続き行っていきたいと思います。