2018年8月6日

『三保の味』を他の施設でも

しょうじゅの里三保の名物の一つに
『本格的な中華料理』があります。

中華料理の特Aライセンスを持つ調理師長は
まさに『中華の鉄人』。


更に、当施設で働き出してからも、料理の研究を続けられ
高齢者の方でも食べやすい調理法を日々画策しています。
味付けはもちろん、食材の『柔らかさ』にも気を配って、
入居者様達に『美味しい笑顔』を届けています。

さて、この『三保名物』を、不定期ではありますが
同法人グループの運営施設で過ごす利用者様達にも
味わってもらうことになりました。


横浜市鶴見区にある『しょうじゅの里鶴見』で
その腕をふるうことになった調理師長。
この日のメニューは「ジャージャー麺」でした。


ところで、中国発祥の麺と言えば、
ジャージャー麺の他に、「担担麺」がありますが、
ジャージャー麺と担担麺の違いをご存知でしょうか。

まず、日本でジャージャー麺と呼ばれるものは、
本場では炸醤麺(ジャージアンミエン)と呼ばれ、
中国の北部の家庭料理です。
豚のひき肉と細かく切ったタケノコ、
シイタケなどを炒めて作った「炸醤」と呼ばれる肉味噌を、
茹でた麺の上に乗せたものを指します。
日本人向けに、甘めでピリ辛の味付けに改良がされており、
発祥の地である本場中国のジャージャー麺は塩辛いそうです。
担担麺は、中国四川省発祥の辛みを利かせた挽肉や
ザーサイの細切りなどをのせた麺料理を
日本流にアレンジしていると言われています。
ジャージャー麺が野菜のトッピングで味を付けているのに対して、
担々麺は『麻辣』、つまり辛さを大切にしていることが
違いとされています。

本格ジャージャー麺が
しょうじゅの里鶴見のそれぞれのユニットに届けられ、
ユニットスタッフが盛り付けていきます。

ユニット内には、肉味噌の美味しい匂いが漂い、
それに導かれたように、鶴見の入居者様がスタッフの元へ。

「今日のメニューはとっておきですよ~!」
麺の上にたっぷりと肉味噌をのせて、
入居者様のそれぞれの席にお届けしました。


「ジャージャー麺は、肉味噌を麺にしっかりからめてから
食べるのが基本ルールだそうです」


入居者様の反応は…?
「美味しいねぇ! なんだかいつもと違うよ?」
「これは箸が止まらないね!!」


皆様のお皿はあっという間に空になっていました。

これからも、しょうじゅの里三保では、
施設内だけにとどまらず、法人グループ同士で協力し合いながら、
利用者様達の「嬉しい」施策を、どんどん行っていきたいと思います。