2020年2月13日

和のココロを感じるひと時

しょうじゅの里三保では、
裏千家流派の先生をお迎えして、
定期的にお茶会を開催しています。

もちろん、茶道の新年会にあたる『初釜』も、
新しい年を迎えたお祝いも兼ねて実施しています。

とはいえ、「堅苦しいものではなく、
誰でも気楽に、茶道という文化に触れてほしい」
という気持ちを込めて、
イベントの雰囲気はふんわり・ゆったり。
 


まさに、千利休が伝えた
『茶の湯とはただ湯をわかし茶を点てて
のむばかりなることと知るべし』
という言葉を、そのまま体感できるような
イベントになっています。
 


とはいえ、折角の『初釜』ということで、
和装姿で参加される入居者様も。

そんな『特別なひと時』をあえて作るのも、
穏やかな日々の中にちょっとした刺激を
与えるのかもしれません。

さて、今年の『初釜』は、入居者様だけでなく、
スタッフも参加してのイベントにもなりました。

茶道をたしなんだことのある入居者様が
釜の前に座っただけでなく、
「茶道はまったくの未経験です」
と言う男性スタッフも、先生の優しい指導を受け
ドキドキの初体験。
 
 

営繕スタッフも、お相伴にあずかって、
「なんだか、気持ちもスッとしてくるね」

入居者様とのふれあいだけでなく、
文字通り『一服』の時間をいただき、
お仕事へのやる気がチャージできたようです。

こんなふうに、施設の中で過ごす様々な世代の人々が
時には「日本文化に親しむひと時」を持つ、というのも
なかなかオツなものかもしれません。