毎年恒例の『初釜』イベントが実施されました。
『初釜』とは、茶道の行司の一つで、
新年に初めて炉に釜をかけ、茶事を行うことを指します。
お茶の道具が一式揃っている当施設では
ボランティアイベントとして
裏千家流派の方がお茶会を開いてくださる時もありますが
デイサービスでも、利用者様に日本が誇る文化の一つである
『茶道』を気軽に楽しんでいただいています。
デイサービスの『初釜』では、
まず利用者様に、自分が使う『茶器』を選んでいただきます。
様々な色味や形があるのですが、選ぶ時も
「どれがいいかな」と迷われる方や
「自分はコレ!」と即断される方等、
それぞれの方の性格が出るようです。
スタッフが綺麗にセッティングした『茶釜』の前に座り
抹茶を点てていきます。
この日は、スタッフのエプロンも
少し和風の柄で、雰囲気を盛り上げていきます。
美味しいお茶がたてられるように、
スタッフもほんの少しお手伝い。
時には仕上げの『ひと回し』までサポートします。
点てたお茶と一緒に、スタッフが用意したお菓子を持って
自分の席でお抹茶を楽しむのが、
デイサービスの『初釜』なのですが、
実は、今年はこの『お菓子』がいつもよりもグレードアップ。
スタッフが厳選し注文した
『お取り寄せスイーツ』なのです。
とっておきのお菓子と一緒に、
自分で点てたお茶を楽しむ皆様。
日本の伝統文化をたっぷり堪能できた
楽しいひと時となりました。