2018年1月31日

初釜に、とっておきのお菓子を添えて

先月、しょうじゅの里三保のデイサービスで
毎年恒例の『初釜』イベントが実施されました。

『初釜』とは、茶道の行司の一つで、
新年に初めて炉に釜をかけ、茶事を行うことを指します。
お茶の道具が一式揃っている当施設では
ボランティアイベントとして
裏千家流派の方がお茶会を開いてくださる時もありますが
デイサービスでも、利用者様に日本が誇る文化の一つである
『茶道』を気軽に楽しんでいただいています。

デイサービスの『初釜』では、
まず利用者様に、自分が使う『茶器』を選んでいただきます。

様々な色味や形があるのですが、選ぶ時も
「どれがいいかな」と迷われる方や
「自分はコレ!」と即断される方等、
それぞれの方の性格が出るようです。

スタッフが綺麗にセッティングした『茶釜』の前に座り
抹茶を点てていきます。

この日は、スタッフのエプロンも
少し和風の柄で、雰囲気を盛り上げていきます。



美味しいお茶がたてられるように、
スタッフもほんの少しお手伝い。

時には仕上げの『ひと回し』までサポートします。


点てたお茶と一緒に、スタッフが用意したお菓子を持って
自分の席でお抹茶を楽しむのが、
デイサービスの『初釜』なのですが、
実は、今年はこの『お菓子』がいつもよりもグレードアップ。

スタッフが厳選し注文した
『お取り寄せスイーツ』なのです。



とっておきのお菓子と一緒に、
自分で点てたお茶を楽しむ皆様。


日本の伝統文化をたっぷり堪能できた
楽しいひと時となりました。