2022年5月3日

5月のお節句

 しょうじゅの里三保のグランドフロアでは、桃のお節句が終わり、お雛様のかわりに5月の端午の節句にむけての兜が飾られています。


旧暦の5月上旬はちょうど梅雨入り前の季節。鎌倉時代以降の武家社会では、この時期になると武具を風通しの良い場所に飾る風習がありました。また江戸時代の「端午の節句」には、病気や災いを払うといわれる「菖蒲(しょうぶ)」を飾るしきたりがありました。そこから、武道や武勇を重んじる「尚武(しょうぶ)」と読みが同じということや、葉の形が剣に似ているということなどから次第に男の子のための行事として定着するように。時代の変遷とともに、鎧兜や鯉のぼり、武家人形などを飾ってお祝いするようになったそうです。






コロナ禍で外出もできない状況が続いておりますが、皆様に季節を感じてもらうことが
少しでもできますように。